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AIが普及したら、ライターの仕事はどうなるか 需要ある仕事の共通点は"最後に人間が関わるか"だった【CW AI Letter|ニュースレター 2026年6月号】


【本ニュースレターについて】「CW AI Letter」は、AI×働き方・AI×ビジネス活用に関する最新データと現場知見を、メディア関係者の皆さまへ定期的にお届けする情報レターです。ぜひ本情報を記事執筆にお役立ていただけますと幸いです。

■ 今号のポイント

ChatGPT登場から3年。「ライターの仕事がなくなる」と言われてきたが、データを見ると、もう少し複雑な現実が見えてきた。

1. ライティング系の案件数は-46%と半減
ビジネス事務系・クリエイティブ系が増加する一方、ライティング系は減少

2. 一方でライティング系の平均単価は+11%上昇
仕事は「消えた」のではなく「変わった」。AIの出力を仕上げ・検証できる力が求められている

3. 注目されるライターの「次の仕事」
取材・インタビュー(2.1倍)とショート動画(3.2倍)

4. 共通点は「AIが代替できるか」ではなく「最後に人間が関わるか」 
AI時代の仕事市場を読み解く重要なポイント

出典:株式会社クラウドワークスの自社サービスデータ(2026年5月時点)

■ SECTION 1|ライティング系の案件数は-46%と半減

ChatGPT登場前後(2021年10〜12月→2025年10〜12月)で、オンラインマッチングプラットフォーム「クラウドワークス」上の案件数に明確な変化が現れています。ビジネス事務系・クリエイティブ系が増加する一方、ライティング系は-46%と半減しました。

▲ 3職種の案件数変化(ChatGPT登場前後比較)


ビジネス事務系(+123%)・クリエイティブ系(+90%)は、AIツールの普及で参入障壁が下がり案件数が増加しました。一方、ライティング系(-46%)は、定型的な文章作成の効率化が進み、案件構成に変化が起きていることが示唆されます。


「昨今はAI禁止と書かれているお仕事はかなり減り、クオリティの高い仕事をしてくれるならAIはOKという考え方がクライアントに定着しつつあります」

──河内山 秀(クラウドワークス アカデミー 事業責任者)


■ SECTION 2|一方で、ライティング系の平均単価は+11%上昇

案件数は半減しているものの、平均単価は+11%上昇しています。定型的な業務の効率化が進む一方で、ライティング領域では、品質や専門性を担保できる人材への需要が相対的に高まっている可能性があります。

▲ ライティング系:平均単価の変化(2021年→2025年)



Point
ライターの仕事は「消えた」のではなく「変わった」。AIが書いた文章のファクトチェック・リライト・プロンプト設計など、"最後に人間が仕上げる"仕事の価値が高まっている。



■ SECTION 3|注目されるライターの「次の仕事」

▲ AI普及後に伸びた職種(2022年→2025年)


① 取材・インタビュー関連業務:2.1倍──ライティングスキルをそのまま活かせる

AIはインターネット上の情報をまとめることは得意ですが「まだ世の中に存在しない一次情報を引き出す」ことは困難です。

さらにAIが文字起こしを自動化したことで、取材から記事化までの時間が大幅に短縮。取材者は「聞く・引き出す」仕事に専念できる環境が整いつつあります。


「インタビューライターはAIができない部分を持ちつつ、AIで効率化できる部分があるため活躍している。インタビューの文字起こしはAIで数分で終わるため、記者は『聞く・引き出す』という仕事に集中できるようになった」

──河内山 秀


② ショート動画関連業務:3.2倍──ライティングスキルを横展開できる

ショート動画の制作には、台本・テロップ・構成など「書く力」が必要です。ライターが持つスキルを動画という別フォーマットに横展開できるため、プラスワンで習得するのにおすすめの成長市場です。

AIが自動テロップや音声生成を担うようになり、参入障壁は下がりましたが、演出・編集は完全自動化が困難で、人の力が必要な状態が続いています。


「ショート動画は台本を書いたりするので、ライティングスキルが必要。そういう意味でライターの人が動画制作もできるようになるのはおすすめ」

──河内山 秀


■ SECTION 4|共通点は「AIが代替できるか」ではなく

「最後に人間が関わるか」
「AIが代替できるか」ではなく、「最後に人間が関わる必要があるか」。これがAI時代において需要が残る仕事の共通点であり、仕事市場を読み解く重要な視点です。


■ このデータを語れる人

株式会社クラウドワークス
クラウドワークス アカデミー 事業責任者
河内山 秀(こうちやま しゅう)

新卒で渋谷区役所に入庁。公務員として高齢者福祉に携わった後、2022年に株式会社クラウドワークスへ参画。現在は、フリーランス向け教育サービス「クラウドワークス アカデミー」の事業責任者を務める。企業や個人事業、映画製作などにも取り組み、幅広い領域でAIを活用。

取材でお話しできる内容
・職種によってAI時代の「稼ぐ」戦略はどう変わるか──具体的な対応策を語る
・AI普及後に伸びている職種がなぜ伸びているのか、今後伸びるのは何か
・AI時代に選ばれるワーカーの条件「AIファースト思考」とは何か

■ クラウドワークスのAIに関する取り組み

778.7万人のユーザー・110.4万社のクライアントを持つクラウドワークスは、AI×働き方の領域で以下の取り組みを進めています。

・「AIクラウドワークス」2026年7月 正式リリース予定
AI技術者・専門家が集まるAI特化の仕事マッチングサービス。AI実装・開発・運用を担える専門人材と、企業をダイレクトにつなぐ新サービスです。
▶事前登録受付中 https://ai.crowdworks.jp/lp/pre-registration/

・「クラウドワークス アカデミー」
AIライティング・動画編集・業務効率化など、市場のニーズに即した講座を継続展開。受講者の多くは30〜50代で、AI時代に「仕上げる人」としてのスキルを実践的に習得しています。
▶サービスページ https://academy.crowdworks.jp/

■ 取材・お問い合わせ

本号でご紹介したデータ以外にも、エンジニア市場の反転(「AIに奪われる」と言われた仕事が逆に需要増)や専門職監修市場の出現(AIが量産したコンテンツを人間が検証する新カテゴリの誕生)など、クラウドワークスに登録する約700万人のデータからご提供が可能です。


データの詳細・背景、ライターの今後の働き方、河内山への取材・インタビューなどのご相談は以下の連絡先までお気軽にお申し付けください。
なお、本ニュースレターは当社と連絡先を交換いただいた報道関係者の方へ先行でお届けしています。先行受け取りをご希望の方も、お気軽にご連絡ください。

【本件に関する問い合わせ先】
株式会社クラウドワークス 広報IR室

E-mail:pr@crowdworks.co.jp TEL:080-7502-9316