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お知らせ プレスリリース

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、収入が減ったフリーランスは約7割 1,400人のフリーランスに対し緊急全国調査を実施 ~提言:幅広い層のフリーランスへの現金給付を~

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、収入が減ったフリーランスは約7割

1,400人のフリーランスに対し緊急全国調査を実施

~提言:幅広い層のフリーランスへの現金給付を~

労働市場のミスマッチを無くし、アップデートする事業を展開する株式会社クラウドワークス(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長CEO:吉田 浩一郎 以下「当社」)が運営する日本最大のクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」では、登録するフリーランスの方1400人を対象に、新型コロナウイルス感染症による、仕事への影響についての全国緊急調査を実施いたしました。

■サマリー

・新型コロナウイルス感染症に伴う影響で、収入に影響が出ているフリーランスは65.1%
影響額は、30%以上が月額5万円以上の収入減となっており、15%以上が月額10万円以上の収入減

 
・具体的な仕事への影響、トップは「請ける仕事が減った」
 次いで「受注予定のキャンセル」「進行中案件の遅延」「進行中案件の中止」

新型コロナウイルス感染症に伴う影響で、収入に影響が出ている人は65.1%

Q.新型コロナウイルス感染症に伴う様々な影響により、あなたの収入はどれくらい減りましたか。

■フリーランスの6割が世帯年収の30%以上を支えており、約3割が世帯年収の100%を担っている

Q.世帯年収のうち、回答者個人の収入割合(年間)を教えてください。

■新型コロナウイルス感染症に伴う一番大きな影響は「請ける仕事が減った」

Q.新型コロナウイルス感染症に伴う様々な影響により、
 仕事へは具体的にどのような影響が出ていますか?(複数選択可)

■収入補填を検討している人は55%

Q.. 現在、別の手段で収入補填をしようと考えていますか?

■その他、「外出による営業活動ができない」「収束後、もとの仕事量に戻れるのか」
「パートナーの会社も休みになって収入大幅減」など、さまざまな悩みや不安も

・本職がイベント業のため全く仕事がなくなりました。

・外出自粛の必要性が日に日に高まってきているため、新規のための動きが取りづらく、また営業をかけようと  思っている事業所もコロナの影響を受けていると予想されるため動くに動けないことがある。

・コロナウイルスが収束したとして、収束後、速やかに以前の仕事量に戻れるのか不安です。

・4・5月の依頼がキャンセル多数でこの先が不安です。給付金や融資を申請しようと考えましたが、
 1~3月に関しては前年度よりも売上げが上がっています。
 これだと条件に当てはまらないようで悩んでいます。

・通訳案内業の仕事がほとんどなくなっただけでなく、
 外出自粛によってリサーチ業務すらままならない状況です。

・パートナーの会社も2週間ほど休みになり、収入も減っております。
 2人合わせて20万ほどの減収となり非常に困っております。

・今後フリーランスでやっていくことに不安を持っているため、就職活動を開始した。

■総括と提言 
幅広い層のフリーランスへの現金給付が求められている

今回の調査により、フリーランスの7割の方に、収入減の影響が出ていることが分かりました。特に、20万円〜50万円と大きく収入減となっている方は、全体の6%もおり、仮にこの状況が1年続けば、年収換算で240〜600万円の打撃となります。これは、政府が検討をすすめるフリーランスを対象とした持続化給付金の上限である100万円を大きく超える減収額です。

調査に回答頂いたフリーランスの6割の方が世帯年収の30%以上を支えており、約3割の方が世帯年収の100%を担っていることから、フリーランス個人のみならず、フリーランスが属する家庭への大きな打撃も懸念されます。

さらに、現時点で「請ける仕事が減った(47.5%)」「今後の受注予定がキャンセルになった(18.5%)」「進行中案件の遅延(16.9%)」「進行中案件の中止(16.1%)」といった仕事への影響が見られます。今後はより状況が悪化する可能性が高いため、教育費や家賃・住宅ローンなど、家計の中で大きな割合を占める費用の支払いが滞るといった影響も増えてくると考えられます。

また、今回の調査では、3割以上のフリーランスが年収換算60万円以上の収入減となっており死活問題になっていることが判明しました。一方、現在検討されている30万円の現金給付は、雇用かフリーランスを問わず一律での給付とされていますが、日本におけるフリーランスは、雇用と給与が保証されている正社員とは異なり、生活基盤が不安定な職業といえます。従って、より幅広い層のフリーランスへの現金給付が望ましいと考えます。

日本におけるフリーランスの割合は年々増加し、その数は現在300万人以上と言われています(*)。豊富な専門スキル・経験を持つフリーランスの方は、緊急経済対策の5本柱のうち収束後の「官民を挙げた経済活動の回復」「強靭な経済構造の構築」になくてはならない存在です。当社は、多様な働き方のユーザーに利用頂くサービスを提供する立場から、フリーランスの方への持続化給付金のいち早い実施と、中長期に渡る支援を求めます。

*内閣府:フリーランス相当の働き方の人数規模の試算(2019年)

■調査概要

調査日:2020年4月6日(月)

調査対象:クラウドワークス( https://crowdworks.jp)利用ユーザー、かつフリーランスでの就労を行う方

調査対象数:N=1,400

調査内容分析:株式会社クラウドワークス

※調査結果は小数点以下第1位を四捨五入しています。

※本調査における「仕事」「収入」とは、回答者の全ての仕事および収入を指し、当社サービス単体でのものではありません。

■株式会社クラウドワークスについて
クラウドワークスは「“働く”を通して人々に笑顔を」をミッション、「働き方革命~世界で最もたくさんの人に報酬を届ける会社になる」をビジョンとし、日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」をはじめとした人材ミスマッチを解消し、労働市場をアップデートする事業を展開しています。2019年12月末時点で、当社提供サービスのユーザーは332万人、クライアント数は50万社に達し、内閣府・経産省・外務省など政府12府省を筆頭に、80以上の自治体、行政関連団体にも利用されています。2014年に東証マザーズ上場(証券コード3900)、2015年には経済産業省 第1回「日本ベンチャー大賞」ワークスタイル革新賞および、グッドデザイン・未来づくりデザイン賞を受賞。

会社名:株式会社クラウドワークス
代表者:代表取締役社長CEO 吉田 浩一郎
所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー6階
設 立:2011年11月11日
事 業:インターネットサービスの運営

    日本最大のクラウドソーシング「クラウドワークス」 https://crowdworks.jp

    ハイスキルなフリーランスに自由な働き方を。「クラウドテック」https://crowdtech.jp/about

    優秀なアシスタントがバックオフィス業務を在宅でサポート「ビズアシ」https://bizasst.co.jp/service/

    Webクリエイター向け 週3日の仕事スタイル「3スタ」https://sanprostyle.com/about/

    副業・兼業のハイクラスマッチングサービス「クラウドリンクス」https://crowdlinks.jp/

資本金:26億8,721万円※2019年9月末現在
URL:https://crowdworks.co.jp/


【本件に関するお問い合わせ】
株式会社クラウドワークス コーポレートブランド戦略部 広報グループ
E-mail:pr@crowdworks.co.jp